<工事中編①>屋根工事の前に、まず整えたこと。サッシ入れ替えと木の枝の整理
以前の記事では、二階サッシのご相談から始まった外回り工事についてご紹介しました。
最初のご相談は、二階のサッシ工事でした。
ところが、室内側からサッシの状態を確認していた際、窓の向こうに見える一階屋根の傷みに気付きました。
その後、一階屋根と外壁の塗装工事を計画していたところ、台風のタイミングで二階屋根から雨漏りが発生。
調査の結果、二階屋根については、予定外ではありましたが、葺き替え工事を行うことになりました。
今回は、その続きとして、足場を組んでから現在までに進めた工事の様子をご紹介します。
まずは足場を組みました
屋根、外壁、サッシまわりの工事では、まず安全に作業するための足場を組みます。
足場は、職人さんが作業するためだけのものではありません。
普段は近くで確認しにくい屋根、雨樋、外壁の上部、軒天、サッシまわりなどを確認するためにも大切です。
今回のように、屋根、外壁、サッシが関係する工事では、一か所だけを見るのではなく、外回り全体の状態を確認しながら進める必要があります。
また、足場を組むことで、二階まわりの作業も安全に行いやすくなります。
先に二階サッシの入れ替えを行いました
今回の工事の最初のきっかけでもあった、二階サッシの入れ替えを行いました。
窓まわりの工事は、単にサッシを新しくするだけではありません。
築年数が経った住宅では、既存の窓を外したときに、まわりの下地や外壁との取り合い、雨仕舞いの状態を確認することも大切です。
窓は、外の雨風を受ける場所です。
そのため、サッシ本体だけでなく、まわりの納まりや防水処理も含めて考える必要があります。
今回も、既存の状態を確認しながら、入れ替え工事を進めました。
建物にかかっていた木の枝も、支障のない範囲で整えました
今回の工事では、建物にかかっていた木の枝も、足場から手の届く範囲で整理しました。
一見すると、屋根や外壁の工事とは別のことのように思えるかもしれません。
しかし、木の枝が建物にかかっていると、屋根や外壁にこすれたり、落ち葉が雨樋に入りやすくなったりします。
また、これから行う屋根工事や塗装工事の支障になる場合もあります。
そのため今回は、足場を組んだタイミングで、本工事に支障が出ない範囲、手の届く範囲に限って、枝を整えました。
ただし、これは正式な伐採工事や庭木の剪定工事として見積もりに入れていたものではありません。
木の枝をすべて切ったり、切った枝の処分まで行ったりするとなると、それだけで大きな作業になります。
量によっては、処分だけでも大きな負担になることがあります。
今回は、工事を進めるうえで必要な範囲をこちらで整え、切った枝の片付けについては、ご家族が日中に少しずつ細かくして整理されていました。
すべてを業者任せにするのではなく、できるところはご家族で。
工事に関わる部分は、こちらで無理のない範囲で。
このように、お互いに負担をかけすぎない形で進められることも、築年数の経ったお住まいの工事では大切だと感じます。
大きな工事の中では目立たない部分かもしれませんが、屋根や外壁の工事を安全に進めるためには、こうした事前の整理も大切な工程の一つです。
足場があるうちに、外回りをまとめて確認する意味
今回の現場では、足場を組んだあと、二階サッシの入れ替えと、建物にかかっていた木の枝の整理を先に進めました。
これから屋根瓦の工事、板金工事、塗装工事へと進んでいきます。
外回りの工事は、それぞれの工種が別々に見えることがあります。
サッシはサッシ。屋根は屋根。板金は板金。塗装は塗装。木の枝は庭木のこと。
しかし実際の住まいでは、それぞれが関係しています。
窓まわりの雨仕舞い、屋根からの雨水の流れ、雨樋の状態、外壁の傷み、建物に触れる枝。
どれか一つだけを見ていると、ほかの不具合を見落としてしまうことがあります。
だからこそ、足場を組んだタイミングでは、工事の対象だけでなく、周辺部分も一緒に確認することが大切です。
今週から屋根瓦の工事へ
今週からは、いよいよ屋根瓦の工事に取り掛かる予定です。
今回の現場では、台風のタイミングで二階屋根から雨漏りが発生しました。
そのため、屋根工事では、表面の屋根材だけでなく、棟まわりや下地、防水の状態を確認しながら進めることになります。
屋根は、外から見える部分だけでは判断できないことがあります。
めくってみて初めて分かる傷みもあります。
そのため、工事中に確認できたことは、その都度お客様に共有しながら進めていきます。
その後、板金工事と塗装工事へ進みます
屋根瓦の工事を進めた後は、板金工事、そして塗装工事へと進む予定です。
板金工事は、屋根や外壁まわりの雨仕舞いに関わる大切な工程です。
雨水がどこから入りやすいか。どこへ流れていくか。どの部分をしっかり納める必要があるか。
そうしたことを確認しながら進めます。
その後、一階屋根や外壁などの塗装工事へ入っていきます。
塗装は、見た目をきれいにするためだけの工事ではありません。
屋根材や外壁材を雨や紫外線から守り、これから先も住まいを維持しやすくするための工事でもあります。
一つの相談から、必要な順番を決めて進める
今回の工事は、最初から屋根、外壁、サッシ、木の枝の整理までをまとめて計画していたわけではありません。
始まりは、二階サッシのご相談でした。
そこから、一階屋根の傷みが見つかり、台風後の雨漏りをきっかけに二階屋根の葺き替えも必要になりました。
そして、足場を組んだことで、建物にかかっていた木の枝も確認でき、本工事に支障が出ない範囲で整えることになりました。
工事内容だけを見ると、予定が広がったように見えるかもしれません。
しかし、築年数が経った住宅では、一つの不具合が、ほかの部分を確認するきっかけになることがあります。
大切なのは、何でも一度に全部直すことではありません。
今やること。後でもいいこと。様子を見ながら考えること。
この順番を分けながら、必要な部分から進めることです。
次回は、屋根瓦工事の様子をご紹介します
現在は、足場組み、二階サッシの入れ替え、建物にかかっていた木の枝の整理まで進みました。
今週から屋根瓦の工事に入り、その後、板金工事、塗装工事へと進む予定です。
次回は、屋根瓦工事の様子や、工事中に確認できた屋根の状態についてご紹介したいと思います。
ふるさとリフォーム工務店では、商品や工事ありきではなく、住まいの状態と、これからの暮らし方を確認しながら、現実的な方法をご一緒に考えます。
「まだ大丈夫かな?」という段階での確認が、一番安心です。
屋根、外壁、窓、雨漏りなど、住まいの外回りで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。




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