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<工事中編③>塗る前の準備が大切です。板金補修・高圧洗浄・木部塗装・漆喰塗装まで

  • 3 日前
  • 読了時間: 5分


前回の記事では、二階屋根の瓦工事が完了した様子をご紹介しました。

台風後の雨漏りをきっかけに、二階屋根は瓦工事を行い、下地や防水の状態も確認しながら工事を進めました。

屋根瓦工事が終わると、次はいよいよ外回りの塗装工事へ進みます。

ただし、塗装工事は、すぐに仕上げの色を塗るわけではありません。

まずは、塗装で対応できる部分と、塗装だけでは難しい部分を確認します。

今回も、基本的には塗装で保護していく計画でしたが、一部の小庇は腐食が進んでおり、塗装だけでは対応が難しい状態でした。

そのため、塗装工事に入る前に、小庇まわりは板金工事で対応しました。

今回は、塗装工事の前半として、板金補修、高圧洗浄、木部塗装、漆喰まわりの処理と塗装についてご紹介します。



塗装で済むところ、板金で直すところを見極めます

外回りの工事では、すべてを塗装で済ませればよいわけではありません。

塗装は、屋根材や外壁材、木部などを雨や紫外線から守るための大切な工事です。

しかし、下地そのものの腐食が進んでいる場合、上から塗るだけでは十分な対応にならないことがあります。

今回も、小庇の一部で腐食が進んでいる箇所がありました。

そのため、その部分については塗装ではなく、板金工事で対応しました。

見た目を整えるだけなら、上から塗ることもできるかもしれません。

しかし、傷みが進んだ部分を無理に塗装で済ませても、後々の不具合につながる可能性があります。

塗装で守るところ。板金で直すところ。今後のために確認しておくところ。

このように分けて考えることが、築年数が経った住宅では大切です。





塗装工事は、高圧洗浄から始まります

板金工事の後、塗装に入る前の準備として高圧洗浄を行いました。

外壁や屋根には、長年のほこり、汚れ、コケ、古い塗膜の弱った部分などが付着しています。

そのまま上から塗装しても、塗料がしっかり密着しにくくなる場合があります。

塗装は、色を塗れば終わりという工事ではありません。

きれいに仕上げるためにも、長く持たせるためにも、まずは塗る面を整えることが大切です。

今回は建物だけでなく、庭の土間や石垣塀もあわせて高圧洗浄を行いました。

足場を組み、外回りの工事を進めるタイミングだからこそ、建物まわりも一緒に整えることができます。

土間や石垣塀は、屋根や外壁のように塗装する場所ではありませんが、外回り全体の印象にも関わる部分です。

大きな工事の中では目立ちにくい作業ですが、住まい全体を気持ちよく整えるうえでは大切な工程です。




木部は、木部としての傷み方を見ながら塗装します

今回の建物には、木部もあります。

木部は、屋根材や金属外壁とは傷み方が違います。

日差しや雨風を受けることで、表面が乾燥したり、色が抜けたり、塗膜が弱くなったりします。

築年数が経った住宅では、こうした木部が外回りの印象にも関わってきます。

今回も、木部の状態を確認しながら、必要な塗装を行いました。

外回りの工事では、屋根だけ、壁だけを見ればよいわけではありません。

木部、漆喰、金属部分、波トタンなど、それぞれの素材に合わせて、使う材料や工程を分けて考える必要があります。



漆喰まわりは、パテ処理をしてから塗装へ

今回の工事では、漆喰まわりも処理を行いました。

漆喰部分は、年数が経つと表面に細かな傷みや汚れが出てくることがあります。

そのため、いきなり塗装するのではなく、必要な部分にはパテ処理を行い、下地を整えてから塗装を進めます。

下地が荒れたまま塗ってしまうと、仕上がりにも影響します。

塗装工事では、上に塗る色だけでなく、その下の状態をどう整えるかが大切です。

今回は、漆喰部分のパテ処理を行ったうえで、漆喰塗装まで完了しました。




素材ごとに工程を分けることが大切です

今回の塗装工事は、次のような流れで進めています。

高圧洗浄ケレン木部塗装漆喰パテ処理漆喰塗装瓦下塗り壁下塗り瓦塗装壁塗装波トタン塗装

現在は、漆喰塗装まで完了した段階です。

また、塗装前の段階で、腐食が進んでいた小庇については板金工事で対応しました。

まだ、瓦や壁の下塗り、仕上げ塗装、波トタン塗装などの工程が残っています。

塗装工事というと、完成後の色や見た目に目が行きやすいですが、実際にはこのように、いくつもの工程に分かれています。

特に築年数が経った住宅では、使われている材料が一種類ではありません。

屋根、外壁、木部、漆喰、金属部分、波トタン、小庇まわり。

それぞれに合わせて、洗浄、下地処理、板金、塗装の進め方を考える必要があります。

見えなくなる部分ほど、丁寧に確認します

今回の工事は、最初は二階サッシのご相談から始まりました。

そこから一階屋根の傷みに気付き、台風後の雨漏りをきっかけに二階屋根の瓦工事を行い、現在は外回りの塗装工事へ進んでいます。

工事内容だけを見ると、サッシ、屋根、板金、塗装と別々の工事に見えるかもしれません。

しかし、築年数が経った住宅では、それぞれがつながっています。

屋根からの雨水の流れ。外壁の傷み。木部の劣化。漆喰まわりの状態。庇や板金部分の雨仕舞い。土間や石垣塀を含めた外回り全体の状態。

こうした部分を一つずつ確認しながら進めることで、住まい全体の状態を整えていきます。

リフォームは、仕上がったところだけを見るものではありません。

完成後には見えにくくなる下地処理や準備の工程こそ、大切にしたい部分です。




次は、瓦と壁の塗装工程へ進みます

現在は、板金工事、高圧洗浄、ケレン、木部塗装、漆喰パテ処理、漆喰塗装まで進みました。

これからは、瓦の下塗り、壁の下塗り、瓦塗装、壁塗装、波トタン塗装へと進んでいきます。

塗装工事は天候の影響も受けます。

雨の日や湿度の高い日には、工程を調整しながら進める必要があります。

焦って進めるのではなく、状態を確認しながら、一つずつ進めていきます。

次回は、瓦や外壁の塗装が進んだ様子をご紹介する予定です。

ふるさとリフォーム工務店では、商品や工事ありきではなく、住まいの状態と、これからの暮らし方を確認しながら、現実的な方法をご一緒に考えます。

「まだ大丈夫かな?」という段階での確認が、一番安心です。

屋根、外壁、雨漏り、塗装など、住まいの外回りで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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