<工事中編④>屋根と外壁の塗装へ。下塗りから仕上げまで進みました
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前回の記事では、二階屋根の瓦工事が終わったあと、外回り塗装の前半工程をご紹介しました。
腐食が進んでいた小庇は、塗装ではなく板金工事で対応。
その後、建物だけでなく庭の土間や石垣塀も含めて高圧洗浄を行い、木部塗装、漆喰パテ処理、漆喰塗装まで進めました。
今回はその続きとして、屋根と外壁の下塗り、仕上げ塗装、波トタン塗装までの様子をご紹介します。
塗装工事というと、完成後の色に目が行きやすいものです。
しかし実際には、下塗り、素材ごとの処理、仕上げ塗装と、順番に工程を重ねていきます。
まずは、瓦の下塗りから
今回、一階部分の屋根にはセメント瓦が使われています。
セメント瓦は、表面の塗膜によって雨や紫外線から守られています。
年数が経つと塗膜が弱くなり、色あせや表面の傷みが進んでいきます。
そのため、いきなり仕上げの塗料を塗るのではなく、まず下塗りを行います。
下塗りは、仕上げの色として目立つ工程ではありません。
しかし、上塗り材をしっかり密着させるための大切な工程です。
塗装は、上から色を付ければよいというものではありません。
塗る面の状態を整え、下塗りで土台を作り、その上に仕上げを重ねていくことで、塗膜としての役割を持たせていきます。
外壁も、下塗りで状態を整えます
屋根と同じように、外壁にも下塗りを行います。
今回の外壁は、金属系の外壁材です。
金属部分は、紫外線や雨だけでなく、サビや旧塗膜の状態も確認しながら進める必要があります。
前工程で洗浄やケレンを行ったうえで、下塗りを行い、仕上げ塗装に備えます。
外壁塗装は、見た目をきれいにするためだけの工事ではありません。
雨や紫外線から外壁材を守り、これから先も住まいを維持しやすくするための工事です。
特に築年数が経った住宅では、外壁だけを見て判断するのではなく、屋根、庇、雨樋、木部、漆喰、波トタンなど、外回り全体の状態を見ながら進めることが大切です。
瓦の仕上げ塗装へ
下塗りが終わると、瓦の仕上げ塗装へ進みます。
屋根は、建物の中でも特に雨風や日差しを受ける場所です。
普段は近くで見ることができませんが、住まいを守るうえではとても大切な部分です。
今回の工事は、最初は二階サッシのご相談から始まりました。
その後、一階屋根の傷みに気付き、二階屋根の雨漏りも発生しました。
二階屋根は瓦工事を行い、一階屋根は状態を確認したうえで塗装で保護していくことになりました。
同じ「屋根」でも、状態によって対応は変わります。
葺き替えるところ。塗装で保護するところ。板金で補修するところ。
それぞれを見極めながら進めることが大切です。
外壁の仕上げ塗装で、外回りの印象も整っていきます
屋根の塗装と並行して、外壁の仕上げ塗装も進めていきます。
外壁は、住まいの印象を大きく左右する部分です。
色が整うと、建物全体が引き締まって見えます。
ただし、塗装で大切なのは見た目だけではありません。
外壁材を保護すること。雨水が入りやすい部分を確認すること。下地や取り合い部分の状態を見ながら進めること。
こうした確認を重ねながら、仕上げていきます。
今回のように、サッシ、屋根、庇、外壁が関係する工事では、それぞれの工事を別々に考えすぎないことが大切です。
窓まわり、屋根からの雨水、外壁の継ぎ目、庇の納まり。
住まいの外回りは、すべてつながっています。
波トタンも、状態を見ながら塗装します
今回の工事では、波トタン部分の塗装も行います。
波トタンは、サビや塗膜の劣化が出やすい部分です。
そのため、事前のケレンや下地処理を行ったうえで、塗装を進めます。
築年数が経った住宅では、屋根や外壁だけでなく、こうした細かな部分も外回りの維持管理に関わってきます。
目立つ場所ではないかもしれません。
しかし、雨風を受ける部分である以上、状態を確認しながら手を入れておくことが大切です。
塗装工事は、色を塗るだけではありません
今回の塗装工事は、次のような流れで進めています。
高圧洗浄。ケレン。木部塗装。漆喰パテ処理。漆喰塗装。瓦下塗り。壁下塗り。瓦塗装。壁塗装。波トタン塗装。
こうして並べると、塗装工事には多くの工程があることが分かります。
お客様から見ると、完成後の色が一番分かりやすい部分です。
しかし、実際にはその前に、洗う、削る、整える、下塗りする、素材ごとに塗り分けるという工程があります。
塗装は、ただ見た目をきれいにするためだけの工事ではありません。
住まいを雨や紫外線から守り、これから先も安心して暮らせるようにするための工事です。
今やること、後でもいいことを分けながら
今回の工事は、最初から外回り全体を大きく直す予定だったわけではありません。
始まりは、二階サッシのご相談でした。
そこから一階屋根の傷みに気付き、台風後の雨漏りをきっかけに二階屋根の瓦工事を行いました。
さらに、腐食が進んでいた小庇は板金で対応し、建物全体の塗装工事へ進みました。
工事内容だけを見ると、予定が広がったように見えるかもしれません。
しかし、築年数が経った住宅では、一つの困りごとが、住まい全体を見直すきっかけになることがあります。
全部を一度に直すことが目的ではありません。
今やること。後でもいいこと。様子を見ながら考えること。
この順番を分けながら、必要な部分から進めることが大切です。
次回は、足場解体後の完成編へ
屋根、外壁、木部、漆喰、波トタンの塗装が進み、外回り全体の仕上がりが見えてきました。
このあと最終確認を行い、足場を解体すると、建物全体の様子が見えるようになります。
次回は、サッシ工事から始まった今回の外回り改修が、最終的にどのように仕上がったのかをご紹介する予定です。
ふるさとリフォーム工務店では、商品や工事ありきではなく、住まいの状態と、これからの暮らし方を確認しながら、現実的な方法をご一緒に考えます。
「まだ大丈夫かな?」という段階での確認が、一番安心です。
屋根、外壁、雨漏り、塗装など、住まいの外回りで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。




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