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<工事中編②>二階屋根の瓦工事が完了しました。めくって分かる屋根の大切な部分

  • 7月17日
  • 読了時間: 5分

以前の記事では、二階サッシのご相談から始まった外回り工事についてご紹介しました。

最初は、二階サッシの入れ替えがきっかけでした。


その後、室内から一階屋根の傷みに気付き、一階屋根と外壁の塗装工事を計画。

さらに台風のタイミングで二階屋根から雨漏りが発生し、調査の結果、二階屋根については瓦工事を行うことになりました。


今回は、その二階屋根の瓦工事が完了しましたので、工事の様子をご紹介します。



屋根は、表面だけを見ても分からないことがあります


屋根は、普段なかなか近くで見ることができません。

地上から見上げるだけでは、瓦のズレや棟まわりの状態、下地の傷みまでは分かりにくいものです。


特に雨漏りの場合、室内に水が出た場所だけを見ても、原因を断定できるとは限りません。

雨水は屋根の中を伝って、離れた場所に現れることがあります。


今回も、台風の強い風雨をきっかけに雨漏りが発生したため、屋根材だけでなく、棟まわりや下地の状態を確認しながら工事を進めました。




既存の屋根材を撤去し、下地を確認します

屋根工事では、まず既存の屋根材を撤去します。

屋根材を外すと、普段は見えない下地の状態が確認できます。

屋根の下地は、屋根材を支えるだけでなく、その上に防水紙や瓦桟などが施工される大切な部分です。

表面の瓦だけを見ていると分からない傷みも、実際にめくってみることで分かることがあります。

今回も、既存屋根材を撤去したあと、下地の状態を確認しながら次の工程へ進めました。



防水紙と瓦桟は、屋根を守る大切な部分です

屋根というと、どうしても一番上に見える瓦に目が行きます。

しかし、雨から住まいを守っているのは瓦だけではありません。

瓦の下には、防水紙が施工されています。

さらに、その上に瓦を固定するための下地材を取り付けていきます。

瓦は雨を受け流す役割を持ち、防水紙は万が一入った雨水を室内側へ入れないための大切な層です。

見えなくなる部分ですが、屋根工事ではこの下地や防水の納まりがとても重要です。

今回の工事でも、防水紙、瓦桟、棟まわりの下地を確認しながら施工を進めました。



新しい瓦を葺き、棟まわりも納めていきます

下地と防水の準備が整ったら、新しい瓦を葺いていきます。

瓦は一枚ずつ並べればよいというものではありません。

屋根の勾配、雨水の流れ、瓦同士の重なり、棟まわりの納まりを確認しながら施工していきます。

特に今回の雨漏りでは、棟まわりからの雨水の浸入が疑われていました。

そのため、棟まわりはとても大切な部分です。


屋根の一番高いところにある棟は、屋根面と屋根面が合わさる場所です。

風を伴う雨の影響も受けやすく、納まりが悪いと雨漏りにつながることがあります。

今回も、棟まわりの下地を整え、瓦を納めていきました。



瓦工事が完了しました

二階屋根の瓦工事が完了しました。

施工後の屋根を見ると、瓦が整い、棟まわりもきれいに納まっています。

ただ、屋根工事で大切なのは、見た目だけではありません。

瓦の下にある防水紙。瓦を支える下地。雨水を流す納まり。風雨を受けやすい棟まわり。

こうした見えない部分を一つずつ確認しながら進めることが、これからの安心につながります。

今回の工事は、雨漏りが発生したことをきっかけに行ったものです。

雨漏りが起きてからの工事は、お客様にとっても不安が大きいものです。

だからこそ、表面だけを直すのではなく、屋根をめくって確認し、必要な部分を順番に整えることが大切だと感じます。


屋根工事の次は、庇などの板金工事へ

屋根瓦工事が完了し、次は庇などの板金工事に進む予定です。

板金工事は、屋根や外壁まわりの雨仕舞いに関わる大切な工程です。

雨水がどこに当たり、どこへ流れ、どこから入りやすいのか。

そうしたことを確認しながら、庇まわりや取り合い部分を納めていきます。

屋根だけをきれいにしても、庇や外壁との取り合い部分に不安が残ると、住まい全体の安心にはつながりません。

築年数が経った住宅では、屋根、庇、外壁、サッシまわりを別々に考えすぎず、雨水の流れとして見ていくことが大切です。



今後は、屋根と外壁の塗装工事へ進みます

板金工事の後は、屋根と外壁の塗装工事に取り掛かる予定です。

塗装工事は、見た目をきれいにするためだけの工事ではありません。

屋根材や外壁材を、雨や紫外線から守るための工事でもあります。

今回の現場では、一階部分の屋根にセメント瓦が使われており、記憶にある範囲では、これまで塗装をしたことがないとのことでした。

セメント瓦は、表面の塗膜によって雨や紫外線から守られています。

年数が経つと塗膜が弱くなり、色あせや表面の傷みが進んでいきます。

そのため、今後の維持管理も考え、屋根と外壁の塗装工事へ進めていきます。

塗装工事は、約1か月を見込んでいます。

天候によって工程が変わることもありますが、屋根工事と同じように、状態を確認しながら一つずつ進めていきます。



一つの相談から、家全体を見直す工事へ

今回の工事の始まりは、二階サッシのご相談でした。

そこから、一階屋根の傷みが見つかり、台風後の雨漏りをきっかけに、二階屋根の瓦工事を行うことになりました。

そして今後は、庇などの板金工事、屋根と外壁の塗装工事へ進みます。

最初からすべてを予定していたわけではありません。

しかし、築年数が経った住宅では、一つの困りごとが、住まい全体の状態を見直すきっかけになることがあります。

大切なのは、何でも一度に全部直すことではありません。

今やること。後でもいいこと。様子を見ながら考えること。

この順番を分けながら、必要な部分から進めることです。

ふるさとリフォーム工務店では、商品や工事ありきではなく、住まいの状態と、これからの暮らし方を確認しながら、現実的な方法をご一緒に考えます。

「まだ大丈夫かな?」という段階での確認が、一番安心です。

屋根、外壁、窓、雨漏りなど、住まいの外回りで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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