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<工事前編>サッシ工事の相談が、屋根の葺き替えへ。偶然見つかった傷みと台風後の雨漏り

  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

今回ご紹介するのは、以前からお付き合いのあるOB様のお宅で、これから始まる外回りの改修工事です。



最初にいただいたご相談は、二階のサッシについてでした。

ところが、サッシの状態を室内側から確認していた際、窓の向こうに見える一階部分の屋根に、気になる傷みがあることに気付きました。

サッシの相談から始まった今回の工事は、その後、一階屋根と外壁の塗装、さらに二階屋根の葺き替えへと広がることになりました。




初のご相談は、二階のサッシでした

今回、最初にご相談いただいたのは、二階のサッシ工事についてです。

サッシの状態や、どのような工事ができるかを室内から確認していたところ、窓の外に見える一階部分の屋根の状態が気になりました。

一階部分の屋根にはセメント瓦が使われています。

屋根は普段、地上から見上げるだけでは、表面の状態まで分かりにくい場所です。

特に二階の窓から見下ろせる屋根は、室内から確認したことで、地上からでは気付きにくかった傷みが見えることがあります。

今回は、サッシを見るために二階へ上がったことが、屋根の状態を確認するきっかけになりました。




憶にある範囲では、塗装をしたことがない屋根

屋根についてお尋ねしたところ、記憶にある範囲では、これまで塗装をしたことはないとのことでした。

セメント瓦は、瓦そのものが雨を完全にはじき続けるわけではなく、表面の塗膜によって水や紫外線から保護されています。

年数が経つと塗膜が薄くなり、色あせや表面の劣化が進んでいきます。

ただし、屋根は傷み方によって、塗装で対応できる場合と、塗装だけでは対応できない場合があります。

今回は一階屋根の状態を確認し、これ以上傷みが進む前に、今後の維持管理も考えて塗装工事を行うことになりました。

外壁には金属系の外壁材が使われているため、屋根とあわせて外壁の塗装も計画しました。





装工事の準備中、台風で雨漏りが発生

一階屋根と外壁の塗装工事に向けて話を進めていたところ、台風が来たタイミングで、今度は二階の屋根から雨漏りが発生しました。

雨漏りは、雨が降れば必ず同じように起こるとは限りません。

雨の強さ、風の向き、降り続く時間など、いくつかの条件が重なったときだけ室内に現れることもあります。

今回も、台風による強い風雨がきっかけとなり、これまで表面化していなかった不具合が、雨漏りとして現れた可能性があります。





調査で疑われたのは、屋根の棟まわり

雨漏りが発生したため、二階屋根の状態を調査しました。

その結果、現時点では、屋根の一番高い部分にある「棟」まわりから雨水が浸入した可能性が高いと考えています。

ただし、雨漏りは、室内に水が出た場所の真上から浸入しているとは限りません。

屋根の中を伝って、離れた場所に現れることもあります。

そのため、室内の雨染みだけを見て判断するのではなく、屋根材、棟、下地、雨水の流れなどを確認しながら、原因を絞り込む必要があります。




定外だった二階屋根の葺き替え工事

当初の計画は、一階屋根と外壁の塗装が中心でした。

しかし、二階屋根で雨漏りが発生し、今後も安心して住み続けることを考えた結果、二階屋根については、塗装や部分補修ではなく、葺き替え工事を行うことになりました。

葺き替え工事では、既存の屋根材を撤去し、屋根の下にある防水層や下地の状態も確認します。

屋根材の表面だけでは分からなかった傷みが見つかることもあるため、実際に屋根を解体した段階で、改めて状態を確認しながら進めていきます。

今回の葺き替えは、最初から予定していた工事ではありません。

それでも、雨漏りが発生した状態をそのままにせず、今後のことを考えて、必要な工事を優先することになりました。




か所の相談でも、家全体を見る

今回の始まりは、二階サッシのご相談でした。

サッシだけを見ていれば、一階屋根の傷みには気付かなかったかもしれません。

また、一階屋根と外壁の塗装だけを進めていれば、その後、二階屋根の雨漏りについて、別の工事として改めて足場が必要になった可能性もあります。

築年数が経った住宅では、窓、屋根、外壁、雨仕舞いが、それぞれ別々に存在しているわけではありません。

窓のまわりから入った水が壁の中へ回ることもあれば、屋根の傷みが室内の天井に現れることもあります。

だからこそ、相談された場所だけではなく、その周囲や住宅全体の状態を見ることが大切です。




れから約2か月の工事が始まります

今回の工事では、早々にに足場を組み、二階屋根の葺き替え、一階屋根と外壁の塗装、サッシ工事などを進める予定です。

全体の工期は、およそ2か月を見込んでいます。

屋外工事は、天候によって予定が変わることがあります。

特に屋根工事では、既存の屋根材を撤去した後に雨が入らないよう、天候を確認しながら慎重に工程を組む必要があります。

今後は、屋根を解体して分かったことや、葺き替え工事、塗装工事の様子についてもご紹介する予定です。




困りごとが一つでも、確認は家全体から

リフォームの相談は、最初から大きな工事として始まるとは限りません。

「窓が使いにくい」「屋根の色が薄くなってきた」「天井に小さな染みがある」

そのような一つの困りごとが、住まいの状態を見直すきっかけになることがあります。

もちろん、すべてを一度に直す必要はありません。

今やること、後でもいいことを分けて考え、必要な部分から順番に進めることが大切です。

ふるさとリフォーム工務店では、商品や工事ありきではなく、現在の住まいの状態と、これからどのように暮らしていくかを確認しながら、現実的な方法をご一緒に考えます。

「まだ大丈夫かな?」という段階での確認が、一番安心です。

屋根、外壁、窓、雨漏りなど、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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