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一枚張りフローリングの弱点とは?― 上張り工法と全面張替え、どちらを選ぶべきか ―

  • 22 分前
  • 読了時間: 3分


築年数の経った住宅の床を見ていると、「床がベコベコする」「歩くと沈む」というご相談をよく受けます。

その原因の一つが、**昔の住宅に多い“一枚張りフローリング”**です。

今回は、

・一枚張りフローリングの特徴・弱点・上張り工法と全面張替えの判断基準

について、現場目線でお話します。


■ 一枚張りフローリングとは

現在の住宅では、

  • 合板フローリング

  • 複合フローリング

が一般的ですが、昔の住宅では厚みのあるフローリング材を一枚で張る工法が多く使われていました。

見た目はしっかりしているのですが、長い年月が経つと、いくつかの弱点が出てきます。

古い住宅の床

■ 一枚張りフローリングの弱点


① 接着の劣化による“浮き”

長年の使用や湿気の影響で、

・接着力の低下・フローリングの剥離・浮き

が起きやすくなります。

その結果、

踏むとベコベコする床になります。


② 湿気の影響を受けやすい

昔の住宅は、

  • 床下が土

  • 通気が弱い

  • 湿気が多い

という条件が重なりやすいです。

特に

・川沿い・低地・北側の台所

などでは、湿気の影響を受けやすくなります。


③ 部分的な補修が難しい

一枚張りの床は、

  • 一部だけ張り替える

  • 部分的に補修する

ということが難しい場合があります。

そのため、修理の判断が重要になります。



■ 床改修の方法は大きく2つ

床改修は主に、

① 上張り工法

② 全面張替え

の2つに分かれます。



■ 上張り工法が適しているケース

次のような場合は、上張り工法が有効です。

・根太(床の構造材)が健全・沈みの原因が表面材の劣化・大きな腐食がない・床の高さに問題がない

上張り工法は、

✔ 解体が少ない✔ 工期が短い✔ 費用を抑えられる✔ 生活への影響が少ない

というメリットがあります。

上張り


■ 全面張替えが必要なケース

逆に、次のような場合は床をすべてやり直す必要があります。

・根太が腐っている・シロアリ被害・床下構造の劣化・大きく沈む・床レベルが崩れている

この場合は、

・床下から作り直す・構造補修・全面張替え

が必要になります。

床解体



■ 一番大切なのは「壊す前に判断すること」

床が沈むと、

「全部やり替えないといけないのでは」

と思われる方も多いですが、実際はそうとは限りません。

大切なのは、

床下構造がどうなっているか

を確認することです。

構造が健全なら、上張り工法で十分改善できるケースも多いです。



■ 工務店としての考え方

私たちは、

・必要以上に壊さない・できるだけ今の家を活かす・暮らしへの影響を少なくする

という考え方で工事を提案しています。

床改修も、状態に合わせて方法を選ぶことが大切です。



■ まとめ

一枚張りフローリングは、

・接着の劣化・湿気・経年劣化

によって、浮きや沈みが出ることがあります。

ですが、

・上張りで対応できるのか・全面張替えが必要なのか

は、状態によって判断が変わります。

床の違和感を感じたときは、早めに確認することをおすすめします。

✉ こんな症状はありませんか?

・床がベコベコする・歩くと沈む・表面が剥がれている・台所だけ気になる

状態確認だけでも可能です。お気軽にご相談ください。

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