【知らないと危険】白蟻防蟻工事をしなかった場合に起こること
- 7597mook
- 6 日前
- 読了時間: 2分
新築でも中古でも、「白蟻(シロアリ)対策」は欠かせません。
シロアリの活動は一年を通して行われており、特に羽アリの発生時期は種類によって異なります。ヤマトシロアリは4月から5月頃、イエシロアリは6月から7月頃に羽アリが飛び立ちます。
しかし、「費用がかかるから…」「うちは大丈夫だろう…」と白蟻防蟻工事を見送る方もいます。けれど、それは大きなリスクです。
今回は「白蟻防蟻工事をしなかった場合」に起こりうる被害や、その後の費用面、精神的ストレスなどについて、具体的に解説します。
1. 白蟻の被害は静かに進行する
白蟻は音もなく、気づかないうちに木材を食い荒らします。
特に柱や土台などの構造材が狙われると、家の強度が著しく低下します。
震度5以上の地震でも倒壊のリスクが高まるケースもあり、命に関わる問題になることも。
2. 気づいたときには「時すでに遅し」
白蟻は床下や壁内など、普段見えない場所から侵入します。
気づくのは「床がふかふかする」「壁紙が浮いている」「羽アリが飛んでいる」など、被害が進んだ後がほとんど。
修繕には数十万円〜100万円以上かかることもあります。
しかも、白蟻を駆除した後に被害箇所の補修も必要なので、二重の出費になるのです。
3. 資産価値の大幅ダウン
白蟻被害がある住宅は、中古住宅としての資産価値が大きく下がります。インスペクション(住宅診断)で発覚すれば、買い手がつかないことも。将来的に売却を考えているなら、白蟻対策は避けて通れません。
4. 白蟻被害は火災保険ではカバーされない
意外と知られていませんが、白蟻による被害は多くの火災保険では補償対象外です。
「保険があるから大丈夫」という安心感は通用しません。
5. 防蟻工事の費用は「損」ではない
白蟻防蟻工事の相場は、新築の場合で10万〜20万円前後。
薬剤の効果は5年程度あるため、定期的な再処理が推奨されます。
一見高いように感じるかもしれませんが、白蟻被害による修繕費を考えれば、
予防のほうが圧倒的にコストパフォーマンスが高いのです。
まとめ|白蟻対策は「安心」を買う投資
白蟻防蟻工事をしなかったことで起こるリスクは、建物の安全性・経済的負担・精神的ストレスと多岐にわたります。家族の暮らしを守るためにも、白蟻対策は「あとでやる」ではなく「今やるべき」ことです。
Comments