【施工事例】14年使用したエコキュートがついに限界を 津久見市K様邸
- 7597mook
- 1 日前
- 読了時間: 4分
■ OB様より「エコキュートから水漏れしている」とご連絡がありました
津久見市のOB様から、11月のある日ご連絡がありました。
「エコキュートの室外機から水が漏れている。」
14年前に知人の紹介で大手家電量販店から購入された機器で、その販売店に問い合わせても
“メーカーに聞いてください”
“当店では対応できません”
という返答のみ。困り果てた末に、当店へご相談いただきました。
■ 【一度目の訪問】ヒートポンプユニット内部に泥がぎっしり
現地でカバーを開けると、ヒートポンプユニットの内部には 大量の泥が詰まっている状態。
お話を伺うと、2019年の大雨で室外機が1/3ほど浸水した とのこと。
当時はまだ機器が動いていたため使用継続されていましたが、内部にはその後の4年間で泥・砂・湿気が蓄積し、配線や部品にも影響が出ていました。
▶ 一度目の対応
内部の泥を可能な限り除去
配線周りの清掃
動作確認
「しばらく様子を見てください」 とお伝えして終了
この段階では、見た目は改善したように見え、お湯も問題なく使用できる状態でした。
■ 【数日後】「やっぱり水漏れしてきた…」と再度ご連絡
数日後、OB様から再度お電話がありました。
「やっぱり水漏れが出てきました…。もう交換した方が良さそうです。」
一度清掃しても改善しなかったということは、内部劣化・泥詰まり・経年劣化が複合し、機器としての限界を完全に迎えている証拠でした。
14年使用・2019年に浸水歴ありという点も踏まえ、このタイミングで交換を決断されました。
■ 夏場のダメージが“初冬に一気に出る”故障パターンでした
今回のOB様宅のように、エコキュートの不調が11月〜2月に集中する理由があります。
エコキュートの本体は夏の間、
高温多湿
熱負荷の連続
風通しの悪さ
降雨による水分侵入
といった影響を受けており、内部では徐々に劣化が進行しています。
しかし、気温の高い夏は機器が無理をしながらでも動いてしまうため、不調が表面化しにくい季節です。
ところが——初冬(11月〜12月)に気温が下がると、急に能力不足や水漏れ、エラーが出やすくなります。
今回も
2019年に浸水
夏の熱+湿気で内部が徐々に劣化
泥詰まりがヒートポンプへダメージ
気温低下で能力が追いつかず ⇒ 水漏れへ発展
という典型的な例でした。
「夏のダメージが冬に一気に表面化する」——これがエコキュート故障の最も多いパターンと言えます。
■ 今回採用した新機種
▶ 三菱電機 エコキュート SRT-V377(370L/フルオート)
冬でも湯切れしにくい高効率設計
静音性に優れたヒートポンプ
自動配管洗浄で衛生的
津久見など沿岸部の環境にも強い
三菱ブランドの安心感
長く安心して使えるモデルに入れ替えました。
■ 【交換工事の流れ】
1)旧エコキュートの撤去
泥の付着していたヒートポンプを安全に取り外し。
2)設置場所のレベル調整
タンク・室外機の水平を取り直し。
3)SRT-V377の据え付け
タンク新設
ヒートポンプ設置
新配管施工
保温材の巻き直し
リモコン交換
4)動作確認
自動湯張り、追い焚き、沸き上げ予約など各機能をチェックしてお引き渡し。
■ お客様の声
工事後、OB様からは
「量販店ではどうにもならなくて本当に困っていた。あなたに頼んでよかった。これで冬を安心して過ごせます。」
と温かい言葉をいただきました。
こうして “最後に思い出してもらえる工務店” であることは私たちにとっても冥利に尽きます。
■ 今回のケースが教えてくれること
今回のような
浸水歴のある機器
10年以上使用
水漏れ → 清掃 → 再発
部品供給終了
冬場の不調
は、交換すべきサインが揃っています。
特に津久見・臼杵など沿岸部は湿気・塩害で機器の寿命が短くなりがちです。
✉ エコキュートのトラブルは早めにご相談ください
室外機から水が漏れる
ヒートポンプがうるさい
10年以上使用している
購入店が対応してくれない
冬に備えて交換したい
どんな状況でも、お気軽にお問い合わせください。









コメント