前回の樹木撤去工事に続いての、排水工事に移ります。
今回は暗渠排水工事を行いました。
暗渠排水とは簡単に説明すると、
水はけの悪い土壌に穴や溝を掘り、そこに有孔パイプを仕込んで土中の余分な雨水などを排水する設備工事のことです。
前回の樹木撤去をおこなっての工事です。
平日は従業員の方の車が何十台と駐車してますので、週末ごとの工事をおこないます。
工事途中で車のタイヤがはまったりする危険がありますので、きりよく土壌の仕上げをおこないつつの工事です。
まずは重機で掘削をおこないます。
有孔管という穴の開いている排水パイプを仕込むのですが、そこに土が詰まってしまわないように透湿シートを敷き込みそこに砂利をかぶせそこにパイプを配置します。
そうすることによって、排水パイプに土が目詰まりしにくく排水能力の低下を防ぎます。
最後にまた砂利をかぶせ終了です。
全長75mにも及ぶ暗渠排水工事でした。
場所によって特に水はけの悪い箇所がありそこは、大きく落とし穴のように掘削し、割石を埋め戻しました。
最後は梅雨入りに少し差し掛かってしまいましたが、何とかこれにて工事終了となりました。
大きな駐車場の土壌はそのままなので、雨の日に目に見えて大きく変わった印象は感じられないですが、雨上がりの水はけはこれで格段に良くなりました。
なかなか一般の方からはお目にかかる工事ではないと思いますが、今回のこの工事に至った経緯と、一軒一軒お困りごとが違うように、こちらも真摯に問題に向き合い知恵を絞り協力し合いながら、最良と思われる解決策を見つけれればといつも思います。
矢原金属工業株式会社様
昨年に引き続きご相談のお声をかけていただき、ありがとうございました。
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