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和室を残すか洋室に変えるか、迷ったときの考え方

  • 7597mook
  • 13 分前
  • 読了時間: 3分

「和室をどうするか」で迷うリフォーム相談、実はとても多いんです


リフォームの打ち合わせでよく聞くのが、「この和室、洋室にしたほうがいいですか?」というご相談。


たしかに、畳からフローリングに替えれば掃除はしやすく、ベッドや家具のレイアウトもしやすくなります。一方で、**和室には“日本の家ならではの良さ”**もあります。


今回は、工務店の立場から「残す」「洋室に変える」それぞれのメリット・注意点をまとめてみました。




1.和室を“残す”メリット


✅ 調湿性が高く、夏も冬も快適

畳や土壁は、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる素材。梅雨時や冬の結露の季節でも、空気が柔らかく感じるのが和室の良さです。

特に大分のように湿度の高い地域では、和室を1部屋残しておくことで家全体のバランスが整うこともあります。


✅ 来客・法事・子育て期に使える万能空間

急な来客や親戚の集まり、赤ちゃんのお昼寝スペースなど、和室は「使い方を限定しない自由さ」が魅力です。

畳に布団を敷けば客間、テーブルを置けばリビング横のくつろぎ空間。将来の介護や同居にも転用しやすい点も見逃せません。


万能空間





2.洋室に“変える”メリット

✅ 掃除・手入れがラクで、家具配置も自由

畳のメンテナンス(表替え・ダニ対策)に手間を感じる方は、思い切ってフローリング化するのも一案です。

最近は「木目調の温かみのある床材」も多く、和の雰囲気を残しつつ洋室化することもできます。

特にベッド生活が中心になったご家庭では、段差がなく掃除機がかけやすい洋室化が人気です。


✅ 断熱材・防音材を仕込むチャンス

床を張り替える際に断熱材を追加したり、壁裏に吸音シートを入れたりすることで、住み心地を一段上げるリフォームが同時にできます。単なる「床替え」で終わらせないのがポイントです。


フローリング掃除




3.判断のポイント|“誰が・いつ・どんな使い方をするか”

和室を残すか洋室にするかを決めるとき、一番大事なのは**「10年後の使い方をイメージすること」**です。

  • 両親が泊まる/介護で使う → 畳を残すと段差が少なく布団も使いやすい

  • 子ども部屋として使う → 洋室化して家具を置きやすく

  • 趣味や書斎スペース → 半畳タタミや畳フロアで“和モダン”もおすすめ

「全部洋室にする」のではなく“一部を和モダンに残す”リフォームが今は人気です。


和モダン


🏠 工務店の現場から

実際のリフォーム現場では、「和室を全部フローリングにしたけど、やっぱり一部畳に戻したい」というご相談もあります。

和室=古い、ではなく、暮らしに合わせて残し方を工夫するのが一番の近道です。

お客様によっては、・洋室風の畳(カラー畳)・堀ごたつ付き和室・天井だけ板張り+畳のままなど、部分的なデザインリフォームで解決される方も多いですよ。



💬 まとめ

比較項目

和室を残す場合

洋室に変える場合

快適性

湿度調整・肌ざわり◎

掃除・段差なし◎

コスト

畳替え周期あり

床材・下地調整費あり

将来性

介護・多用途に転用可

ベッド・家具に最適

デザイン

和の落ち着き

現代的・シンプル

✉ ご相談ください

「和室を残すかどうか、家族で意見が割れている」「畳を活かしつつ洋風にしたい」など、そんなときは、現場を見ながら一緒に考えましょう。

ふるさとリフォーム工務店では、

“残す”和室リフォームも、“変える”洋室化も、どちらも得意です。お気軽にお問い合わせください。

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