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<前編>臼杵市の古い瓦屋根から雨漏り。開けてみないと分からない築古住宅の難しさ。

12 時間前
読了時間: 5分

今回ご紹介するのは、臼杵市の新規のお客様からご相談いただいた雨漏り修理の事例です。


きっかけは、新聞の折込広告でした。


ご相談内容は、瓦屋根からの雨漏りです。

築年数ははっきり分かりませんでしたが、建物の様子から見ると、少なくとも50年以上は経っていると思われる古いお住まいでした。

古い家には、新しい住宅にはない良さがあります。

一方で、屋根や外壁、下地、雨仕舞いなど、長い年月の中で少しずつ手が加えられていることも多く、今の状態だけを見ても分からないことがあります。

今回の雨漏りも、まさにそのような案件でした。



新聞折込広告を見てご相談いただきました


今回は、新聞の折込広告をご覧になったお客様からのご相談でした。

「廊下の天井から雨漏りしている」とのことで、現地を確認させていただくことになりました。

雨漏りは、毎日の暮らしにとって大きな不安です。

天井に染みが出る。雨の日に水が落ちてくる。どこから入っているのか分からない。

こうした状態になると、住んでいる方も落ち着きません。

特に築年数の経ったお住まいでは、屋根の状態だけでなく、これまでにどのような修理をしてきたのかも大切な確認ポイントになります。





少なくとも50年以上は経っていると思われるお住まい


今回のお宅は、築年数がはっきり分かりませんでした。

ただ、建物の造りや屋根の状態から見て、少なくとも50年以上は経っていると思われるお住まいでした。

古い住宅では、これまでの修理履歴がはっきり残っていないこともあります。

誰が直したのか。どの部分を直したのか。どのような材料を使ったのか。どこまでめくって確認したのか。

書類や写真が残っていなければ、現在の見た目だけで判断することは難しくなります。

今回も、お客様のお話では、生前のおばあ様が知り合いの大工さんに雨漏り修理を依頼されたことがあるとのことでした。

しかし、どこをどのように修理したのかは分からない状態でした。



瓦の下は、土葺きの屋根でした


今回の屋根は、瓦の下が土葺きになっていました。

土葺きとは、瓦の下に土を使って瓦を固定している昔ながらの施工方法です。

古い住宅では、今でも土葺きの瓦屋根が残っていることがあります。

土葺きの屋根は、現在の屋根とは考え方が違います。

屋根の下地、防水の考え方、瓦の納まり方も、今の工法とは異なる部分があります。

そのため、雨漏りが起きたときに、表面の瓦だけを見て原因を決めつけることはできません。

瓦のズレなのか。土の部分から入っているのか。過去の補修箇所が関係している

のか。その隣の未補修部分から入っているのか。

実際に開けてみないと分からないことがあります。

古瓦雨漏り



過去に修理していても、安心とは限りません


今回、お客様のお話では、以前にも雨漏り修理をしたことがあるとのことでした。

ただし、その工事内容は不明でした。

築年数の経った住宅では、過去に部分的な補修をしていることがあります。

部分的にルーフィングを入れている場合もあれば、瓦を差し替えている場合もあります。

応急的に処理している場合もあります。

もちろん、当時としては必要な修理だったのだと思います。

ただ、その内容が分からない場合、現在の雨漏りとの関係を判断するには注意が必要です。

以前直した場所がまた悪くなっているのか。以前直した場所の隣から入っているのか。まったく別の場所から入っているのか。

雨漏りは、室内に水が出た場所だけを見ても原因が分からないことがあります。



今回は、開けてみてから判断することに


現地を確認した段階では、屋根の表面だけで原因を断定することはできませんでした。

そのため今回は、お客様にも状況を説明し、実際に屋根を開けて確認しながら判断することになりました。

雨漏り修理では、最初から「ここが原因です」と言い切れないことがあります。

特に、古い瓦屋根や土葺きの屋根、過去の補修歴が分からない屋根では、なおさらです。

無理に原因を決めつけるのではなく、

まず状態を確認する。過去の修理跡を見る。雨水がどこから入りそうかを考える。必要な範囲を見極める。

この順番が大切です。



築古住宅の雨漏りは、家全体を見ることが大切です


雨漏りというと、屋根だけの問題に見えるかもしれません。

しかし、築年数の経った住宅では、屋根、外壁、庇、雨樋、室内の染みなどを合わせて見ていく必要があります。

水は、思わぬところを伝って移動します。

室内に出ている場所の真上が、必ず原因とは限りません。

また、過去に修理している場合は、その修理跡と現在の雨漏りがどう関係しているのかも確認が必要です。

今回も、まずは屋根を開けてみて、実際の状態を確認しながら進めることになりました。



次回は、開けて分かった雨漏りの原因をご紹介します


今回は、臼杵市の古い瓦屋根の雨漏り相談について、工事前の状況をご紹介しました。

新聞折込広告からご相談いただき、現地を確認したところ、瓦の下は土葺き。

過去に修理歴はあるものの、どこをどのように直したかは分からない状態でした。

次回は、実際に屋根を開けて確認した結果、どこから雨水が入っていたのかをご紹介します。

雨漏りは、表面だけでは分からないことがあります。

「まだ大丈夫かな?」という段階での確認が、一番安心です。

ふるさとリフォーム工務店では、商品や工事ありきではなく、住まいの状態を確認しながら、必要な部分を必要な分だけ整える方法を一緒に考えます。

屋根、雨漏り、外壁まわりなど、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

土葺き雨漏り

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