【施工事例】壁を開けてびっくり。脱衣所の壁には 津久見市Y様邸
- 18 分前
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こんにちは。ふるさとリフォームです。
現在、築25年ほどの立派な和風住宅で浴室工事を行っています。
外壁は杉板の鎧張り+漆喰、室内は真壁で漆喰仕上げ。最近ではなかなか見ることの少ない、本格的な和風のお住まいです。
そんなお宅の工事中、思わず「これは珍しい…」と驚いたことがありました。
きっかけは、脱衣所のちょっとした不具合から
今回、脱衣所の壁を開けることになったきっかけは、洗濯機用の水栓金具が外れていたことでした。
施主様のお話では、以前その工事をした業者さんにも相談されたそうですが、なかなかしっかり対応してもらえなかったとのこと。水まわりのことですし、毎日使う場所でもあるので、今回の浴室工事にあわせて壁の中まで確認することにしました。
開けてみると、まさかの土壁
脱衣所の壁は、見た目としてはPB下地のクロス仕上げです。そのため、壁の中も一般的な下地だろうと思っていました。
ところが、実際に開口してみると――壁の中に土壁がありました。
私はリフォームの仕事に携わって16年ほどになりますが、新築時の仕様で、こうした形の土壁が壁の中に入っているケースは今回が初めてでした。
正直、かなりびっくりしました。

和風住宅らしい、こだわりのひとつだったのかもしれません
施主様に確認したところ、知人の左官屋さんが「体にいいから」という考えで、そのような造りにしたそうです。
なるほど、と思う部分もありました。
というのも、このお宅は家全体がとても和風で、自然素材を大事にした造りです。
外壁は杉板鎧張りと漆喰
室内は真壁で漆喰仕上げ
全体として昔ながらの素材感を大切にしている
そう考えると、脱衣所の壁の中に土壁があったのも、この家らしいこだわりのひとつだったのかもしれません。
ただ、今の感覚ではかなり珍しい仕様です
もちろん、土壁そのものが悪いという話ではありません。昔ながらの素材には、調湿性などの良さもありますし、自然素材ならではの魅力もあります。
ただ、今回驚いたのは、表面はクロス仕上げなのに、その内側に土壁が隠れていたことです。
見た目が一般的なクロス壁なので、開けるまではまったく分かりませんでした。こういうのは、やはりリフォームならではですね。
図面だけでは見えてこないこと。表面からは想像できないこと。実際に開けてみて初めて分かることが、本当にたくさんあります。
見えないところに、その家の個性が出ることがあります
今回のような立派な和風住宅は、見えるところだけでなく、見えないところにも当時の考え方や職人さんのこだわりが残っていることがあります。
普段の工事なら、壁を開けると一般的な下地が出てくることが多いのですが、今回はその奥に土壁があり、「この家はこういう考え方で造られてきたんだな」と感じる場面でした。
住まいは、表面の仕上がりだけでできているわけではありません。中を見てみると、その家らしさや、建てた当時の思いが見えてくることがあります。
だからこそ、リフォームは丁寧な確認が大切です
今回も、最初は水栓金具の不具合がきっかけでした。新築時の業者も少し上部の木材に水栓金具を設置すればいいもののまさかの土壁に固定するとは・・・。ですが、開けてみたことで、その奥に思いがけない構造があることが分かりました。
リフォームでは、こうした「開けてみて初めて分かること」が少なくありません。だからこそ、必要な場面ではきちんと確認し、その家に合った方法で工事を進めていくことが大切だと思っています。
昔の家には、昔の家ならではの良さがあります。その良さを感じながら、これからも安心して暮らしていただけるよう、見えない部分も大切にしながら工事を進めていきます。




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