ビスと言えば種類もたくさん、長さもたくさん、小売りも大箱もあり
一体どれを選んだらいいのか迷ってしまいます。
今回は簡単にですが、主にDIYで多用するであろうビスのお話をしたいと思います。

1.まずは種類
種類は、大まかにいうと何に使用するかで選択します。
実際に店頭に行ってみたらわかると思うのですが、
・コーススレッド
・軽天用
・コンパネビス
・堅木用ビス
・スリムビス
・コンクリートビス
などです。
結論から言うと、とりあえずはコーススレッドがあればよいのかと思います。
さすがにコンクリートにコーススレッドは使用できませんが、DIYとなると
主に木材だと想定します。なのでまずは種類は「コーススレッド」です。
2.長さの選定
長さは短いものだと25㎜から長いものとなると120㎜程のものまであります。
取り付ける材料(取付材)とその下地の材料(相手材)とをビスで接合するわけで
一番は相手材よりビスが飛び出ないこと。
二番は相手材にしっかりとねじ込み深さが確保されるもの。を選びましょう。
一般的に、ビスの長さは「取付材+20㎜以上のねじ込み深さ」と基本はあります。
が、例えば取付材が30㎜の場合、ねじ込み深さが20㎜であれば少し不安ですよね。
その場合バランスが悪いので、取付材の二倍程度のビスの長さを選択すると良いでしょう。
3.まとめ
本業でもないのに全種類そろえるのは現実的ではありません。
数ある長さより、使いまわしができる長さとしてそろえるのであれば
①32㎜
②65㎜
あたりが迷ったんですが良いのかなと思いました。
理由は
①32㎜の場合、1㎝程度の板などを設置する場合(例えば壁をふさいだり、板をかべに打っつけたり)10㎜+20㎜で32㎜のビスという計算です。
②65㎜の場合、2㎝から3㎝程度の木材を設置する場合です。もちろん繰り返しですが相手材から飛び出ないように考え、なおかつ相手材にしっかりねじ込み深さをもたらすという計算です。
最後になりましたが、ビスを打ち込む際にも十分安全注意をお願いします。
ビスが入らずに先端がずれて手に怪我をしたり、他の場所を傷つけたりもしかねません。
不慣れな場合は、慌てずに十分注意をしましょう。
また設置しなれていない場合は、ビス設置強度の感覚がわからずに設置したものが落下する場合も考えられます。その際は足し算で十分打ち込みしたり、補強で接着剤を併用したりも考えてみてください。
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