大分県は「住みたい田舎ランキング」で常に上位に位置するほど、
居住環境や行政の支援が豊かな地域となっています。
しかしながら大方の地域がそうだと思いますが、団塊の世代に伴う人口減少には歯止めが効かず空き家となってしまう家も多数に存在するのも事実です。
つねに行政の空き家バンクには何十件と物件が掲載されており、
それを見る限り、相当数の方が空き家を管理・相続されているのではないかと思います。
かくゆう私もその一人です。
実際は空き家に毎日通うことも不可能だと思います。
家は、人がいなくなったら傷むのが本当に早いものです。
だからこそ、たまに行った際には必ずしてほしいこと、やっておくと
少しでも家の環境が悪くなるのを防ぐことができると思うことを3つお伝えします。
1.風を家の中に通す
まず、家に着いたら真っ先に窓や玄関を開けて、家の中に隅々まで風を通してください。
できれば、すべての開口部を開けるくらいが良いと思います。
その後、掃除をしたり、仏壇にお参りするなりしたらよいでしょう。
2.トイレや台所・洗面台に水をためる
いわゆる水廻りのことですが、排水管には S字型やU字形などトラップというものが設
置されています。そこに封水という目に見えない形で水をためている箇所が存在します。
役割としては、下水の匂いだとか害虫などが上がってこないようにするためのものですが
空き家に関してはその封水が自然となくなっている場合が多いです。そうすると悪臭が漂
い害虫が上がるなんてこともおこりえます。なので、蛇口をひねるなりレバーを下げるな
りしてその封水が枯れることないよう水を満たしてあげましょう。
3.お庭があるなら雑草対策も
車に積んでおくと良いかもしれません。ホームセンターなどで売ってある除草剤を
雑草対策として撒いておきましょう。
濃縮タイプではなく、容器からそのまま撒けるタイプのほうが手間もなく良いかと思いま
す。特に梅雨明けの時期からは雑草がものすごい勢いで伸びてきます。
空き家だけでなく、お庭に雑草が伸び放題だと景観もそうですし、防犯面でも悪影響を
与えかねません。
以上3つのことは、忘れずに行ってほしいです。
恐らく時間もそんなにかからないとも思います。
いざお家を売却したいと思ったところで、予想以上に傷んでいるなんてことも十分考えられますので、これくらいのことは日頃から行っていただいたほうがよろしいかと思います。
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