今回の話は、過去施主様からご相談を受けた際の話をしたいと思います。
リフォームで部屋の間取り変更を希望とのことでしたが、やはり柱や梁などで制限がかかり
難しい場合もあります。
そういった場合、その部屋の印象を操作し広く見せるやり方もあるのでご紹介します。
まずは、オーソドックスに背の低い家具や小ぶりな家具を採用する手です。
部屋枠の大きさが決まっているので、対比効果で小さ目、背の低めのものだと部屋を広く見せることができるでしょう。
同じく視覚効果として、色を操作することです。
一番効果的なのは、その部屋の大きい面積であるカーテンや収納家具をその部屋の壁と同色にし、色味で分断させないようにすることです。つながって見えるため部屋が広く見えます。
この際、明度の低い暗めの色より、明度の高い明るめの色(ホワイトやベージュ)が効果的です。
また、色味の数を抑えることによって散らかった印象もなくスッキリした、すなわち広く見せることができます。
※最後の写真は、カーテン・テーブル・テレビ台が重い印象になり狭く感じます。
私たちがリフォーム後のインテリアまでたずさわることは数少ないのですが、ぜひこのようなテクニックも知っているときっとワンランクアップな素敵なお部屋になると思いますのでぜひチャレンジしてみてください。
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