結論を言うと、春と秋が適しています。というより依頼が多いです。
理由は、気候が穏やかに安定しており、工事職人側も施主様側にも負担が少ないからです。
逆に言うと、夏の暑い時期や冬の寒い時期などは、職人側というより施主様側がやはり
「この暑い時期に・この寒い時期に」という気持ちになる場合が多いようです。
ただ、家に関する不便を解決する場合(暑い寒い)はそのワンシーズン前に検討する必要があります。
順序だてると、
①家族内で意見を出し合いリフォームの意思をまとめる。
②工務店にアポイントをとり、打ち合わせから見積もりを行う。
③見積もりに納得がいくようであれば契約に移り、仕様決め・工事の段取りを進める。
④工事段取りから早くても一週間後に着工。工事期間をへて無事リフォーム完了。
となります。
工事の内容や規模にもよりますが、例えば冬場に寒いので内窓工事や内装工事をおこないたい!という簡単な工事の場合でも①~④でおそらく1.5ヶ月はかかるのではないでしょうか。(内窓の発注から標準で早くとも二週間はかかる)
と考えると、季節工事でいくと
台風のために雨戸設置を検討したい。は少し今からだと遅いですよね。
二階が暑いので、遮熱塗料の塗装工事をおこないたい。これも少し検討には遅すぎます。
となると、秋冬の時期に工事をおこないたい物を今から検討しなければなりません。
例えば、断熱工事です。
断熱工事ともなれば、やり方はいろいろありますが、見積検討することさえ時間がかかると思います。また、家全部なのか、居間や寝室など限定して行うのかなど工事規模が大きくなるほどより時間もかかってくるものです。
それに、打ち合わせに関しても、ご家族がそろってともなるとやはり土日の打ち合わせにしわが寄りがちです。ともすると二・三回の打ち合わせであっという間に一ヶ月ほどが過ぎてしまいます。そこから工事段取りをおこなおうものなら、下手すると年またぎにもなりません。空家であればまだ負担は少ないですが、住んでいる家ともなるとなかなか施主様の負担もかかります。
かくいう、リフォームを行うに適している季節は実際ありますが、
こと相談段階であれば、出来るだけ早めに工務店のほうにご相談されることをお勧めいたします。
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