今回は、築60年にもなる母屋の木製サッシより断熱アルミサッシへの交換工事になります。
こちらのお宅はちく60年は経っているいわゆる古民家になります。
今回工事する箇所は、木製の雨戸に同じく木製のガラス戸がついている掃き出し窓
の工事になります。
ここの箇所へは雨風のあたりが強く、だいぶ既存の建具が傷んでいました。
柱が見えている和風の納まり「真壁」の状態でしたので、サッシ寸法もオーダーでお家の
柱間に合うよう注文します。
ご存じない方も多いと思いますが、窓などは規格寸法で市販されている物とは別に
オーダー寸法で注文することが可能です。
新築なんかでは設計段階で規格寸法の商品を当て込みますが、
リフォームやリノベーションではよく特注寸法で発注することも多いです。
柱なども少し傾いている状況などにも対応することができます。
こちらのお宅もやはり少しの傾きやヒネリが生じていました。
が、窓を傾けるわけにはいきません。
窓の調整範囲と、建物の傾きとの兼ね合いを考えベテラン大工さんに取り付けてもらいます。
内も外も漆喰の壁補修もします。
それに合わせて床材も新しいものを張ります。
床下に外部から小動物が入らないように金網も細工して設置しました。
ご主人曰く、この家の中でこの場所が一番静かで寒くなくなったと笑顔で話していました。
「これから、この廊下に布団を敷こうかな」
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