ご相談主のお父さんの寝室の掃き出し窓の工事をおこないました。
ご相談内容としては、部屋が寒いとのことでした。
断熱効果を上げるためには多種多様な方法が考えられます。
その中でも熱の出入りが床や壁などに比べても多い、窓に手を加えることを考えました。
また窓の工事と言ってもいくつか考えられます。
王道なものとしては内窓工事です。
これは、今の窓の室内側にもうひとつ窓を作ってしまう方法です。
それにより二重窓になり断熱効果が上がります。
しかし設置を考えている部屋は和室であり、設置に必要な条件がなく納まらない現場でした。
残る比較工事は、
既存枠を生かしたカバー工法。もしくは既存サッシを解体しての新規サッシ工事です。
両方のお見積もりをし、それぞれの工程やメリットデメリットをお話し、
今回は、サッシ解体のち新規サッシ入れ替え工事となりました。
工程もしっかり考え、お父さんの負担の無いように工事をおこないました。
福祉サービスをご利用いただいて不在になる日中一日でサッシを解体、取付を下準備をしっかり行ったうえで工事します。
残りは外部の補修工事です。
施主様のご協力もあり、天気にも恵まれ無事工事終了しました。
新しいサッシも断熱性の高いペアガラスです。枠も従来のアルミ枠ではなく樹脂枠の物を
採用しました。
お家の立地条件として、山からの吹きおろしの風が吹き、隣に小川が流れています。
冬場の寒い時期には窓が凍るほどとおっしゃっていました。
工事最終日も、今季一番の冷え込みとなり小雪も舞っていましたが、設置してからの
具合をお伺いすると、断熱効果を感じられとても良かったとの声をいただき
こちらもうれしくなります。
また今までは、ガラスに市販の断熱フィルムを貼っており室内からの景観も良くなかったのですが、もうフィルムも貼ることもなく外の景色も良く見える!とそのような喜びの声もいただきました。

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