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リフォーム屋が考えるリフォームしすぎない家づくりのポイント

 リフォームは、家を快適で機能的にするための有効な手段ですが、やりすぎるとコストがかさむだけでなく、逆に使いにくくなることもあります。そこで、リフォームをしすぎないためのポイントをいくつかご紹介します。





1. 優先順位を決める

 まず、リフォームで何を最も重視するかを明確にしましょう。例えば、断熱性能の向上、キッチンやバスルームの改修、収納の追加など、多くの選択肢がありますが、すべてを一度に行う必要はありません。家族の生活スタイルや将来の計画に合わせて、本当に必要な部分だけに焦点を当てましょう。特に重要なのが家の躯体に関することです。具体的に言うと、

屋根壁の防水機能や雨漏り被害。白蟻などでの躯体の食害や設備機器の劣化に伴う水漏れ被害などです。




2. 機能性を重視する

 見た目やデザインにこだわりすぎると、結果的に使いにくい空間になってしまうことがあります。リフォームでは、見た目だけでなく、機能性や使い勝手を優先することが大切です。例えば、収納スペースを増やしたい場合でも、無駄に大きな収納を作るのではなく、使いやすい配置やサイズにすることで、生活の質を向上させることができます。





3. 部分的な改修を検討する

 家全体のリフォームを考える前に、部分的な改修で対応できるかを検討してみましょう。例えば、キッチンのリフォームでは、全体を改装するのではなく、キャビネットの扉やカウンタートップだけを交換するだけで、新しい印象を与えることができます。また、壁の色を変えるだけでも、部屋の雰囲気が大きく変わることがあります。





4. 家族の成長に合わせた柔軟な設計

 子どもが成長すると、必要なスペースや機能が変わってきます。しかし、よく考えてみれば子供部屋も使用するのがせいぜい10年前後です。二階の子供部屋が物置部屋と化しているお宅も多く見てきました。将来的な変更を見越して、過度なリフォームを避けることも重要です。例えば、子供部屋を作る際に、可変性のあるレイアウトを選ぶことで、将来のライフスタイルの変化に対応しやすくなります。





5. 予算管理を徹底する

 一般的に屋根壁の塗装頻度は10年。その他にも家の電気関連、例えばエアコンや冷蔵庫LED照明器具などだいたいの電化製品も10年程度でいわゆる設計寿命となってることが多いと思います。

 また、リフォームを進めるうちに、追加でやりたいことが次々と出てくることがあります。しかし、予算をしっかりと管理し、当初の計画から大きく外れないようにすることが重要です。無理のない範囲で計画的に進めることで、必要以上の出費を防ぐことができます。




まとめ

 リフォームは家をより快適にするための素晴らしい手段ですが、しすぎると負担が大きくなることもあります。優先順位を決め、機能性を重視し、部分的な改修や予算管理を徹底することで、リフォームしすぎない家づくりが実現できます。家族のライフスタイルに合ったバランスの取れたリフォームを目指しましょう。

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