年も明けて、フローリングの床WAXを掛けなおしをしました。
いざやってみて、ここがポイントだなと思ったことをお伝えしようと思います。
まずなぜに年末ではなく年明けにおこなったかというと、タイミングがなかっただけです。
お家に関してのメンテナンスはある意味終わりがありません。
年末にできなかったとまた一年後におこなうのではなく、年が明けてでもいつでも良いと思います。大掃除などとくくらずとも気付いた時におこなうと良いと思います。
気持ちの余裕もできますしね。
さて話は戻り、WAXがけのポイントを私なりに三つお伝えします。
その①、剥離8割
住宅塗装の世界で、私が若い時から職人さんに教わった言葉に
「養生8割」という言葉があります。
その意味は、ローラーや刷毛などで塗装するより、その前段の養生をきちっとしておかないときれいな仕事はできない!という意味合いです。
それと同じように、WAXをする際の前段、既存WAXの剥離作業。これが大変でした。
用意するものはWAX剥離溶剤です。が何層も重なってるWAXがなかなかとれません。
溶剤でふやかしてくるのですが、古いWAXはそれだけでは剥離しないので、ごしごしスポンジや何かで手作業で剥離しました。
まあ大変です。
専門業者に頼むと機械を用いて作業するのですが、手作業になると腰が痛いし膝が痛いし・・
その②、逃げ場を確保する
剥離作業がようやく終わり、乾燥させ、ようやくWAXがけの作業です。
ここでのポイントが自分の逃げ場を確保し塗布しましょう。
基本奥のほうからWAXがけしていくのですが、塗布した後の養生乾燥時間も考えておかなければなりません。
夏場ではなく部屋も閉め切っていれば、乾燥にも時間がかかります。
とりあえずの逃げ場所ではなく、乾燥に二時間かかるのであれば、トイレにも行けませんし、用事で外にも出られなくなってしまいます。
携帯電話もテレビのリモコンも確保しておく必要がありますし、その間食事をするのであれば、台所への動線も考えなければなりません。気を付けてください!
その③、完璧を求めない
ご自分でWAXがけもそうですが、自宅の修理やメンテナンスをおこなう際、ついつい
道具や材料、仕上がりを求めすぎ、せっかく道具や材料を買いそろえたのに一度限りの仕事になってしまいがちではないでしょうか。
「手段の目的化」になることなく何のためにおこなうのかを考え継続してメンテナンスを行いましょう。
WAXがけも、剥離ムラや塗りムラがあっても大丈夫です!床の保護には十分機能を満たしています。大切なのは、人間と同じ継続して点検・メンテナンスを行うことです。
きっと今回ダメだったとしても、二度目三度目は少しづつ上手になっていくものです。
そうすることによって、事実お家も長持ちしますし、愛着もより一層大きくなると思いますよ。
最後に使う商品に関しては、近くのホームセンターで買いそろえられます。
・床WAX剥離剤
・床WAX材
これだけです。
値段も安いのもあれば高いものもありますが、スタンダードなお求めやすいもので良いです。あとは自宅にあるバケツや雑巾、スポンジなどがあればできると思います。
時間に関しては、自分が思ってるよりかかると考えてください。
部屋数や床面積が多ければ、荷物の移動もあり一日仕事になることでしょう。
最初は小さな面積、例えばトイレの中や脱衣所などから始めるのも良いと思います。
感覚がつかめます。
それではご健闘を祈ります!
施工前 施工中(半分まで剥離) 施工後(汚れが取れて明るく)
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