トイレ改修工事(由布市W様邸)
- 7597mook
- 2024年9月12日
- 読了時間: 2分
前回前々回と記事にしています、W様邸。
キッチンの工事の合間にトイレの工事もおこないました。
もともと施主様がご自身で内装を貼り替えたり、便器を交換していたようですが、
それも今回一緒にしてしまおうとのご希望で工事をおこないました。
既存は特に設置の不具合などもない状態でした。
が、壁紙をはがしたところ下地のべニア板の状態が悪くこのまま新しい壁紙を貼れば
きっと不具合を起こすものと判断し、新規で下地をきちっとべニアを張ってからにしました。
トイレの工事は予定で一日です。トイレも一か所しかありませんので、下地を張るからと言って工期を伸ばすわけにはいきません。
そこで、トイレ工事の前日に予定外のべニア張りを便器が座ってる状態でおこないました。
両袖側の壁下地なので、多少作業しにくいですが何とか下地作業もおこない、
翌日トイレ工事に間に合うよう調整をし、遅延なくトイレ工事が完了です。
リフォームではやはり思いもよらぬことが起きがちですが、経験と実績で想定しながら段取りや準備をおこないます。が、それでも予期せぬことはおこります。
下地が悪かったり、床の段差が右と左で違ったり、台風が来たり、白アリが出たりと・・。
大きな工事の場合は、工事期間もとってあるので対応はそれなりに可能かと思いますが、短期間の工事の場合はなかなか難しいものがあります。
材料や職人さんの手配も済んでいるので変更もききません。
一般の方からすれば、今現場にいる職人さんにやってもらえないのかと思う方もいるのですが、今の時代、職人さんも仕事内容が完全に分かれています。
たった一日の仕事でさえ複数の職人さんに入ってもらっています。
水道屋さんに壁紙を貼ってなど到底通らない要望です。
私も経験が浅かったときは大変苦労もしました。
今となっては、その苦労も良い勉強だと身に染みています。
また、その経験を困っているお施主様に還元していきたいと頑張っています。
リフォームは確かに金額が安くないものばかりですが、物売りではありません。
まるでキャベツやトマトの特売の値札のように安さを前面に押し出している
リフォーム会社がよく目につきますが、度が過ぎるのもいかがなものかと私は思います。
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