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カラーコーディネートと壁紙のお話

内装工事で壁紙などの部屋の基調となる色は好みの色だけでなくその部屋を利用する人の感情や場面などを考慮し演出の一つとして考えてみましょう。




その際に「色彩心理」を理解し利用するのも良いと思います。

色彩心理とは、住む部屋の色の違いで利用する人の感情を左右する心理学の一つです。



代表的な色とその効果についてお知らせいたします。



赤・・・・・気分高揚、元気

黄・・・・・解放感、カジュアルモダン

青・・・・・集中力アップ、静寂

黒・・・・・強い個性

白・・・・・清潔感、明るい気分

緑・・・・・癒し

などです。


さすがに壁全面を赤や黒にされるのは抵抗あるかと思いますが、

アクセント面として、四面あるうちの一面のみや小さい面積のみをされるのも

非常に効果的です。


またリアル素材として木目調やタイル調、塗り壁調にキャラクター柄など多彩な柄が

ありますのでご家族とわいわい決めるのも楽しいですね。


ここでポイント!

リフォームで壁紙を貼り替えされる際ぜひ注意していただきたいのが、

下地の問題です。

新築とは違い、一度壁紙を剥がして貼るものですから、下地の状態が良くない場合が多々あります。

壁紙を選ぶ際に下地の不陸が出にくいものがありますので、そちらを選ばれることをお勧めします。

営業さん任せに柄だけで選ぶと失敗してしまう場合もありますのでご注意ください!


具体的に三つ申し上げます。

①壁紙の厚み・・当然厚いもののほうが下地の不陸を拾いにくいです。

②柄・・・印刷の柄もそうですが、実際に凸凹のある柄のほうが不陸をぼかしてくれます。

③天井面と壁面・・日本の住宅はいわゆるブラケットなど壁につける照明より圧倒的に天井照明が多いと思います。照明器具に近いほど下地の不陸が明るさによってわかりやすいので

壁面もそうですが天井面のほうはできるだけ①②にしておいたほうが仕上がりが良いです。



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