浴室や洗面台、キッチンやトイレなどの端部や隙間にゴムのようなものがあるのをご存じですか?
注意深く見ないと同化していてわからないと思いますが、それは
「シリコンコーキング」というものになります。
・シリコン・コーキング・コークと分けて言う場合もありますが、同意語です。
このシリコンは小さな防水屋さんの役目をしていて、水廻りの隙間や目地を埋めて、防水性気密性を高めるために使われています。大事なものです。
シリコン自体はお近くのホームセンターで手軽に購入できるものですので、今回はご紹介します。
ホームセンターに行って、お店の方にシリコンコーキングが欲しいんですが・・と言えば
こちらですと案内されるでしょう。きっとそこにはたくさんの筒状のものが陳列されていてこの中から一体どれを選べばいいのかわからないと思います。
もちろん店員さんに用途を伝えれば、恐らくこれでと選択してもらえると思いますが、今回の記事では代表的な使用方法と商品をお知らせしたいと思います。
詳細に分ければ、一液型・二液型・シリコン・変成シリコン・アクリル・ポリウレタンなどの掛け合わせで相当な仕分けになりますが、ご家庭で主にご自分で補修を行うのであれば
①シリコン(一液型)・・屋内の水廻りなどに使用
②変成シリコン(一液型)・・屋外の外壁などに使用
となるでしょう。
①と②の大きな違いは、このゴム状のシリコンを打った後に塗装が可能か否かです。
②の変成シリコンは主に外壁サイディングという材料の目地に使用されます。
その目地に変成を打った後に塗装をして外壁の過酷な環境からこのゴム材を守る役目として後塗装ができるような材料です。
①は屋内の水廻りなので、後塗装は必要ありません。
整理すると、①の通常のシリコンは内装用。②の変成シリコンは外装用と憶えておきましょう。
なので、必然にご家庭で自分でとなると①の通常のシリコンをご使用になるシーンが主になると思います。
色も主に、クリアー、ホワイト、グレーやアイボリーなどがあります。
一度売り場で手に取り、裏面の使用目的を確認されると良いでしょう。
ここで一つポイントとして、小さい字で書かれている「防カビ剤入り」と記載されているものが良いです!
上記で記載した通り、コーキング材はおもに水廻りで使用します。打った直後は変わりないですが、やはり湿気や汚れでそのコーキングにカビが生えてしまうようになります。
ひんぱんに打ち変えるものでもないので、ここは防カビ剤入りを選択しましょう。
金額も通常のものより100円から200円高いくらいです。
次回は、実際のコーキングの打ち方や他にそろえるべきものについてご紹介します。
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